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A-RUN綿菓子店・苦闘記 [A-RUNイベント]

by EI隊長

 雨は降らず、晴天にもならずの曇。今日は朝から夜までの一日中、外での作業となるため、願ったり適ったりの天候である。
 習志野市は例年7月に市民祭り「きらっと」を開催している。
 A-RUN習志野はAA監督が率いるAX-TENNISとの協業で、きらっと祭りに必ず綿菓子を出店している。

【写真】開店前の集合写真
①開店前の集合写真.jpg

 市役所庁舎が建替え中の今年は会場を3つに分けての開催となった。
 A-RUN&AX-TENNISの綿菓子店は、メインステージのある第一会場。但し入口から対角線上、一番奥の場所に位置し、かつ店舗前はメインステージ。

【写真】入口から対角線上、一番奥の場所
②入口から対角線上、一番奥の場所.jpg

【写真】店舗前はメインステージ
③店舗前はメインステージ.jpg

 朝7時丁度に出店場所へ出勤?。
 地面は駐車場なので舗装されており(第二会場の地面は砂埃が舞う砂利)、テント一張り分があてがわれ、隣のテントとの間に通路がある。
 後方は鬱蒼とした銀杏等の木々が遮るが、バックヤードのスペースは広い。例年、スペースの狭さに悩まされてきたので、十分余裕を持って綿菓子機や机等をレイアウトすることができそう。
 程なくA-RUN綿菓子店長のAA監督、万(よろず)道具屋のBYしさんが、よくまあ一台の車でこんなに載せたと驚くくらいの店舗関連部材と食材を、遥々四街道から運んでくれた。店長継承第一位のはゆはゆちゃんと第二位のおーちゃんも朝早くからご機嫌顔。
 毎年のことなので各人が記憶を頼りに店舗のセットアップをテキパキと進める。

【写真】各人が記憶を頼りにテキパキと
④各人が記憶を頼りにテキパキと.jpg

 綿菓子機は2台。共に「的屋(てきや)」が使用するような本格的な機材であり、加熱はLPガスを用い、回転釜は電気で回転する。

【写真】綿菓子機は2台
⑤綿菓子機は2台.jpg

 店舗前面には高々と綿菓子暖簾を2枚、両側にA-RUN幟を立てる。(この設営に必要不可欠なのが“のっぽ”のZさん)残りの幟は宣伝隊が会場を練り歩くためと綿菓子受取り行列の最後尾目印として使用する。(綿菓子受付(購入)行列の最後尾には「最後尾」というプラカードを利用)

 9時から開始であり、最後の準備は綿菓子機が正常に稼働することの確認。1台ずつLPガス栓を開き、チャッカマンで火を付ける。目視確認で1台は炎にオレンジ色が混じり、回転釜からはみ出る。綿菓子を試作してみたところ、まあ影響はなさそうと判断した。(やはり調子は悪かったようで、比較して綿菓子の出来が悪かった)

 今回、きらっと祭りの綿菓子店をA-RUN習志野として最大の“名前売り”チャンスと捉え、AX-TENNISとともにQRコードでブログ世界へ誘うパネルを店頭に掲示した。観察した限りでは、う~ん、誰もスマホでQRコードを翳してくれなかった。まあ、次回への反省として活かせればよい。

【写真】店頭にQRコードでブログ世界へ誘うパネル
⑥店頭にQRコードでブログ世界へ誘うパネル.jpg

 A-RUN綿菓子店が提供する綿菓子は4種類。白だけでなく、白のザラメに色取り取りのザラメを混ぜ、ピンク(イチゴ味)、ブルー(ソーダ味)、イエロー(レモン味)のラインナップ。また隠し味でないが、最大の特徴はマシュマロを割り箸に突き刺して“核”としており、綿菓子を食べ進むと現れる仕掛け。

【写真】提供する綿菓子は4種類
⑦提供する綿菓子は4種類.jpg

【写真】最大の特徴はマシュマロ
⑧最大の特徴はマシュマロ.jpg

 更に必ず当たる“くじ引き”(末等はキャンディ)があり、運が良ければ“くまモン”の特大ビニール・ハンマー(特賞)や“ぐでたま”のビニール・マスコット(今年の目玉景品!2等)が貰える。

【写真】くじ引き”の景品
⑨“くじ引き”の景品.jpg

 お隣さんはドネルケバブと“のびーる”アイスのてきや。流石本職、お客様とのアイス受け渡しパフォーマンスは上手い。

【写真】お隣さんはドネルケバブと“のびーる”アイス
⑩お隣さんはドネルケバブと“のびーる”アイス.jpg

 今年のA-RUN綿菓子店へのA-RUNメンバーの参加者は多くもなく少なくもなく、一人ひとりが担当した役割を十二分にこなしてくれた。(AX-TENNISのメンバーは受付がメイン)

 観たところ今年はMCGさんちの若きパティシエ・なっちゃんがNO.1の腕前で、ハイスピードながらA-RUN綿菓子の理想形である“マリモ”型を量産。

 私(EI)は昨年、綿菓子作りが6~7割、店舗前でのお客様応対が3~4割であった。今年は綿菓子作りをなっちゃん・A子さん・Zさん・SSLさん・Kパパさんに任せ、専ら店舗前でお客様応対等に当たる。

【写真】綿菓子を作るZさん・SSLさん・Kパパさん
⑪綿菓子を作るZさん・SSLさん・Kパパさん.jpg

 9時を回り、開店。Y城さんとお客様集めから開始。オンミツオさんやT姫さんと一緒に綿菓子の受付や受渡しでお客様(殆どが中学生以下の子供)と応対する。

 最初は砂利の第二会場において、団扇を無料で配っていたためか、中々第一会場まで人がやって来ない。また入口付近に別の綿菓子店があり、数人の列ができていた。

 我々の店舗は閑古鳥が鳴り響く。呼び込みエキスパート・Y城さんの声だけが会場に響き渡るが、一人二人の客を呼び込むことで精一杯。

【写真】呼び込みエキスパート・Y城さんも弱り顔
⑫呼び込みエキスパート・Y城さんも弱り顔.jpg

 時間が経ち、第一会場の人が増えたが、二軒隣の焼き鳥店にお客様を吸い取られ、我々のところまで人がやって来ない。昨年までだと我々の方が長い行列を作るのだが、今年に限っては明らかに“完敗”。列が壁となって更に人が流れて来ない。
 例年と比べると人の流れが悪く、折角、ステージまで人が集まってくるが、パフォーマンスに見入るだけで、動きが止まってしまう。
 毎年、きらっと祭りに一日中参加しているが、綿菓子店の運営に忙しく、メインステージの演目はアンパンマン・ショーか歌くらいしか記憶にない。

 今年はメインステージがすぐ前にあり、お客様が少なかったことが怪我の功名となって、ステージを見入る時間を持てた。
 何で?と思うくらい、ヒップホップやブレイク・ダンス、ハワイアン・ダンスと踊りが多い。前者はスポーツ・ジムの曜日単位のクラスで参加している。幼稚園児から中学生までが入れ替わり立ち代って一つの演目としてダンスを演じる。別の演目で別の曜日または別のスポーツ・ジムの参加者が舞台で踊る。

 11時。例年ならば繰り出してきた子供らがずらっと綿菓子店の前に並ぶのに、ほんの数人いるだけで、列ではない。きらっと祭りでこんな苦戦は初めて。

【写真】お客様が来店するものの列にならない
⑬お客様が来店するものの列にならない.jpg

 店舗前のスペースがステージ演出前のダンス練習に使用され、「商売あがったりだ!」と叫びたいところだが、如何せんお客様がいないため「店舗の前ですから」と移動願いすら堂々と言えない。惨めだ。
 午後に入り、やっと何とか例年並みの混雑さとなる。

【写真】何とか例年並みの混雑さ
⑭何とか例年並みの混雑さ.jpg

 例年は受付と受取りで20人程度の長さの行列状態が継続するのだが、受付は直ぐに捌け、受取りだけ20人弱の列が伸びる。

【写真】受付は直ぐに捌け、受取りだけ20人弱の列
⑮受付は直ぐに捌け、受取りだけ20人弱の列.jpg

 すぐ前がメインステージのため列を長く直線状に伸ばせず、折り返さねばならない。
 受取りの折り曲がった列が受付の列と近接し、列と列を仕切るように人を配置しなければ、混ざって分からない状態となった。

【写真】幟で列を折り返す
⑯幟で列を折り返す.jpg

【写真】「最後尾」というプラカード
⑰「最後尾」というプラカード.jpg

 ここが一番タフな状況。受取り列の長さを縮めるため、綿菓子パティシエ達を少し急がせた。
 最後はいつも通りの盛況で幕を閉じたが、如何せん出だしが振るわず、翌日の集計結果連絡で綿菓子は1,000本強とのこと。(昨年は1,500本強)

【写真】最後はいつも通りの盛況
⑱最後はいつも通りの盛況.jpg

 まあ、ロケーションとして悪い場所ながら、十分奮戦・敢闘できたかなと思う。
 習志野が素地として持つ雰囲気と年々変わりゆく現状を知る上で、きらっと祭りは恰好な“場”であり、A-RUN習志野は綿菓子店の常連として今後も参加していくだろう。


【大菩薩嶺】(だいぼさつれい) [A-RUNイベント]

by EI隊長

 大菩薩嶺へのトレッキングは昨年、何度も計画しては都合が悪くなった、天候が悪いと数回断念してきた。今年も1回パスしており、永遠に実現しなのではないか、とさえ思える程になっていた。断念の繰り返しで登山計画書は5、6回変更。それが今回、実現できたことは嬉しい。

 最短ルートは上日川峠から福ちゃん荘を経由して大菩薩峠、そして大菩薩嶺の頂。下山は唐松尾根経由で上日川峠へ戻れば3時間30分のコース。ただそれでは勿体ない。上日川峠から石丸峠、大菩薩峠と経由して大菩薩嶺。下山は丸川峠から裂石へ下るルートを選択した。(コース標準タイムは5時間50分)

 4時46分津田沼駅発の中央・総武線各停に乗車するため、3時半に起床。妙なもので3時半に起床することが気がかりとなって熟睡できなかった。

 駅への途中、いつものコンビニに立ち寄り昼食を購入。朝食を食べていないことに気付き、別のコンビニで今度は朝食を購入。行動食なのでおにぎりやサンドイッチとなり、朝食と昼食とで代わり映えしない。

 甲斐大和駅まで電車は全てローカルだが、座れたので長時間が苦にならない。

 予定通り7時38分に到着。北口ロータリーに降り立つと、1台のバスに登山客が群がっていた。“臨時バス”とのことで始発(8時10分)より先に出発する。時間が節約でき、幸先良いと乗り込む。(7時45分頃出発)
 補助席が数席残る程度の満車で急勾配の坂道をエンジン吹かせながら上る。終点の上日川峠(1,580m)には8時26分に到着。(運賃は1,000円)

【写真】上日川峠
①上日川峠.jpg

 トイレを済ませ、トレッキング・スタイル(タイツとハーフパンツ)に着替える。チリーバンダナ・虫除けリング・トレッキングポール・ハイドレーションと出発準備を進め、ランニング用ストレッチで準備は万端。石丸峠へ向けて歩き出す。(8時50分)

【写真】石丸峠へ向けて出発!
②石丸峠へ向けて出発!.jpg

 小屋平(石丸峠入口)までは明るい森の中を緩やかなアップダウンが連続し、3回渡渉。途中、出合ったのは一人だけ。静かなトレッキングを満喫できる。

【写真】沢渡渉
③沢渡渉.jpg

 最後はコースを間違わないように慎重に歩き、バス停(1,590m)に到着(9時10分)。

【写真】小屋平(石丸峠入口)バス停
④小屋平(石丸峠入口)バス停.jpg

 今回のトレッキングで一番喘いだのが石丸峠までのトレイル。両側を熊笹が覆ういきなりの急斜面。まだ先は長いので大丈夫かなと思いつつ、脚がハイペースを求める。

【写真】両脇熊笹の上り
⑤両脇熊笹の上り.jpg

 一旦、林道を歩くコースであり、一本の白い筋が伸びた富士山が拝めた。早速、写真や動画を撮る。上日川ダムに堰き止められた大菩薩湖が眼下に見えた。

【写真】一本の白い筋が伸びた富士山
⑥一本の白い筋が伸びた富士山.jpg

【写真】上日川ダムに堰き止められた大菩薩湖
⑦上日川ダムに堰き止められた大菩薩湖.jpg

 急坂再開。喘ぎながら先行するパーティに追い付くと、余りもの荒い息遣いに路を譲って頂いた。ありがとうございます。
 坂を上り切ると山腹を巻くよう水平方向にトレイルが続く。
 林を抜けると視界が開け、山肌が一面熊笹に覆われた世界となり、近景の小金沢山、遠景の富士山の大パノラマは今回のトレッキング一番の絶景であった。石丸峠経由を選択して大正解である。写真と動画を撮りまくる。

【写真】再び富士山の大パノラマ
⑧再び富士山の大パノラマ.jpg

 石丸峠に到着(10時少し前)。低い熊笹の草原にトレイルが縦横に走る。

【写真】石丸峠
⑨石丸峠.jpg

 大菩薩峠へのトレイルは急斜面。一気に上る。

【写真】大菩薩峠への急斜面
⑩大菩薩峠への急斜面.jpg

【写真】小金沢山へと続く熊笹の草原
⑪小金沢山へと続く熊笹の草原.jpg

 熊笹の草原と別れ、森の中に入るとアップダウンが断続するトレイル。最後は下り続き、大菩薩峠(1,897m)に到着(10時20分)。トイレや飲食店舗がある。

【写真】大菩薩峠
⑫大菩薩峠.jpg

【写真】介山荘
⑬介山荘.jpg

 峠から賽の河原まではひと丘越える。雰囲気が小雲取山に似ている。丘の頂上付近は岩石と土のベージュ色、峠で一休みしたせいか、一気に上っても喘がなかった。

【写真】丘の頂上付近は岩石と土のベージュ色
⑭丘の頂上付近は岩石と土のベージュ色.jpg

 丘の頂に立つと下った先に賽の河原があり、更に先に二つのピークが続く。

【写真】賽の河原
⑮賽の河原.jpg

【写真】更に二つのピーク
⑯更に二つのピーク.jpg

 一つ目の岩山を乗り越え、次のピークも一気に上る、が、まだ山頂を示す標識がない。

【写真】一つ目の岩山
⑰一つ目の岩山.jpg

 一旦下ると標識があり、大菩薩嶺の山頂はまだ先の森の中のようだ。
 そろそろ11時。朝早かったためお腹が空いた。だが山頂まではと我慢我慢。
 11時少し前、やっと2,057mの頂に達した。

【写真】大菩薩嶺山頂
⑱大菩薩嶺山頂.jpg

 山頂は森の中で展望がなく、かつ狭くて人が一杯だったので、丸川峠方向へ少し進んだところでレジャーシートを敷き、昼食を摂る。
 11時20分、トレッキング再開。最初は登山道を示すピンクのテープがトレイルの両脇の木々に沢山巻かれ、安心して先へ進む。が、斜面になるとどこがトレイルだか分からなくなった。運良く上りの登山客が向ってくるので、トレイルを見極め、コースを修正する。

【写真】トレイル両脇の木々に沢山巻かれたピンクのテープ
⑲トレイル両脇の木々に沢山巻かれたピンクのテープ.jpg

 丸川峠経由で下るコースは“静か”と登山ガイドにコメントされていたが、正にそう。上りの数パーティとすれ違った程度。
 下り基調の森のトレイルを慎重にステップを踏み、安全に下っていたら、コースタイムとほぼ同じで時間で丸川峠へ到着(12時20分少し前)。

【写真】丸川峠
⑳丸川峠.jpg

 丸川峠で小休憩。12時20分過ぎにトレッキング再開。
 登山地図に“急坂”と記されているように段差の大きな岩石の下りがあり、三点支持の必要性はないが、トレッキング・ポールを片手に束ねた方がよさそうだ。また深く抉られたトレイルも現れた。

【写真】深く抉られたトレイル
(21)深く抉られたトレイル.jpg

 土のトレイルで深い木陰の下は濡れている。何度かスリップし、1回は右腕に擦り傷を負った。
 ルートを選択しておきながら事前によく確認しておらず、休憩で地図を確認してやっと知ったことだが、裂石は標高900mであり、大菩薩嶺の山頂からだとすると1,150m以上の下り。道理で下りが長い訳だ。
 スピードを落とし、怪我しないことを優先して歩を進める。足の指先が痛む。長く下ると何度も靴中で指先が押されて毎回痛めるようだ。ただ次第に緩やかなトレイルとなり、指先への負担は軽くなっていく。

【写真】緩やかなトレイル
(22)緩やかなトレイル.jpg

 丸川峠から1時間近く下ると左下から車が走る音、右下から川の流れる音が聞こえてきた。もう少しだ。
 山路が終わり、林道に出る。右脇にはみそぎ沢が流れる。

【写真】山路が終わり
(23)山路が終わり.jpg

【写真】林道に
(24)林道に.jpg

 かつて舗装された路が続くかと思えば、岩と石の路となり、何度か繰り返されて駐車場に到着。コースタイムより8分速い程度だった。

【写真】かつて舗装された路が続くかと思えば岩と石の路
(25)かつて舗装された路が続くかと思えば岩と石の路.jpg

 駐車場から先は車道を歩く。トレッキング・ポールを突いてリズミカルに舗装道を下る。
 13時45分、裂石にある大菩薩峠登山口のバス停に到着。

【写真】裂石近くの雲峰寺
(26)裂石近くの雲峰寺.jpg

 塩山駅へのバスは15時発なのでまだまだ時間がある。トイレで着替えたり、スマホのLINEで大菩薩嶺トレッキングの速報を送ったりしても時間がある。バス停横の店舗で熱い山菜そばと冷えたビールを頂く。良い一日であった。


青葉の森・リレーマラソン(大会当日編) [A-RUNイベント]

 今日も快晴。暑くなりそうだ。
 ゆっくりと青葉の森公園をA-RUN習志野が陣取るFゾーンに向けて歩いていくと、“フィニッシュ”と“周回”の文字が白テープで舗装路に描かれていた。

【写真】舗装路に“フィニッシュ”と“周回”の文字
①舗装路に“フィニッシュ”と“周回”の文字.jpg

 各ゾーンには既にプレートが吊るされている。土台の重しの水入れは昨日に続き、主催者を手助けして毎年、A-RUNメンバーが準備している。(私(EI)は遅れてやってきたので何も手伝っていないが・・・)

【写真】ゾーン・プレート
②ゾーン・プレート.jpg

 Fゾーン近くにはA-RUNが陣取っていた・・・が、何か寂しい。何故だ?ああ、幟(のぼり)が一本もない。道理で殺風景なはずだ。

【写真】例年と比べ物悲しいA-RUN本陣
③例年と比べ物悲しいA-RUN本陣.jpg

 四街道在住でA-RUNの“要”であり、ご自宅が各種A-RUNの部材倉庫となっている、BYしさんが「忘れました~」とのこと。BYしさんを説教する又とないチャンスであったが、私自身、折角、修理した小さな幟(通称・小幟(このぼり)君)を家に忘れてしまい、BYしさんのことをとやかく言えない。千載一遇のチャンスを棒に振ってしまい、残念至極。
 コースは粗方準備を終え、続々と参加者が集合しつつあった。

【写真】コーンでコースと歩道区分け
④コーンでコースと歩道区分け.jpg

 スタートラインには横断幕が張られていた。今年も、もう少しで大会が始まるんだな~と実感する。

【写真】スタートラインの横断幕
⑤スタートラインの横断幕.jpg

 我々も負けてはいられない。四街道から直送のA-RUN幟を今年もリレーゾーンの始まりとなるコーナーに立て掛けた。これで元気を貰い、次のランナーが待ち受けるFゾーンまで最後の走りができる。

【写真】今年もコーナーにA-RUN幟
⑥今年もコーナーにA-RUN幟.jpg

 毎年のことであるが、A-RUNのメンバーであり、C-RUNの首領(ドン)であるK野さん率いる、永遠のライバル・C-RUNチームが隣に陣取る。

【写真】隣は永遠のライバルC-RUNチーム
⑦隣は永遠のライバルC-RUNチーム.jpg

 今年の参加メンバーからすると走力トップはY城さん。オールマイティのY城さんにはアンカーO岩さん役(A-RUNのアンカーには役職名があり、「アンカーO岩さん」という。将来的に大相撲でいう立行司・式守伊之助や木村庄之助のような格調高き役職名になればと思う)になってもらい、第一走者はSSLさんが担うことをお願いした。
 SSLさんは昨年から今年まで家族で苦難を乗り越え、一回り「タフ」になったとことは皆も承知。

【写真】今年の第一走者はSSLさん
⑧今年の第一走者はSSLさん.jpg

 午前10時にスタート。今回事前に主催者へ伝えた申告タイムは3時間であったが、当日の走者名リスト提示の際、申告タイムを変更できるとのこと。
 昨年が3時間半だったので、3時間40分。つまり、これから3時間40分、常に誰かが走っていることになる。

【写真】陣地でSSLさんを待つ
⑨陣地でSSLさんを待つ.jpg

 期待に違わぬペースでSSLさんが戻ってくると、満を持してY城さんが飛び出していく。

【写真】SSLさん→Y城さん
⑩SSLさん→Y城さん.jpg

 Y城さんは喘ぎながら1周約2kmのコースを7分台で戻ってくると襷(たすき)はT姫さんへ。
 T姫さんは昨年来走りが好調。ラストもしっかりした足取りで、A子さんへバトンタッチ。

【写真】T姫さん→A子さん
⑪T姫さん→A子さん.jpg

 A子さんと雛さんは今年のランナーズ・フルマラソン1歳刻みランキングに登録された「強者(つわもの)」。両者とも何も言わなくともかっ飛ばしてくれる。

【写真】A子さん→雛さん(黄金のリレー)
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 元々、雛さんとオンミツオさんは応援での参加でしたが、チームの事情(私(EI)を含め、2周しか走らないランナーがいるため)から急遽、参加を依頼し、了解を得た。

【写真】テントで休まずゾーンで待つ
⑬テントで休まずゾーンで待つ.jpg

 私は7分台のハイペースで戻ってきたZさんから襷を受け取り、落ち着いて焦らず穏やかなペースで走り始める。ハイペースのスピードだと腰やお尻にダメージを与える。花博記念庭園辺りから始まる下り坂で気負って飛ばすと、大体、エネルギーは上下動に費やされ、全く推進力にならない。
 ナンバーが一桁や二桁のランナーが追い越していくが、気にしない。
 下り切った西口駐車場のところで体がリラックスしていることを確認。上りに入る。
 上りは一旦、青葉ヶ池までで一息つき、更にダラダラした上り坂が待ち受ける。1kmを過ぎたこの辺りで、喘ぎ、かつ腕が重く感じるようになるが、今回、普通に走れている。
 いつもと違うのは一番きつい上り坂に必ずK野さん(今回はスターターで、以降、ずっとコースで写真撮り)が待ち構え、下手な走りができなかった。が、今年は幸いにもいない。
 坂を上り切ったところがわんぱく広場。息を整えて走り、左方向へ緩やかに蛇行するコースを走る。ここからが結構長く感じるところ。
 あっ、ここでK野さん発見!いないと少し寂しかったのでホッとした。
 右手に野球場、陸上競技場を横目で眺めながら走り、スタートラインまでくるとあと少し。
 そして最後のコーナーにA-RUNの幟。ああ、何か元気がでる!
襷を外して手に持ち、Lから始まるゾーン横を走る。
 ああっ、Fゾーンが見えた。H山さんが立っている。ラストスパートはかけられないが、ペースを落とさず、無事襷を受け渡す。
 H山さんで1巡目は終わり、SSLさんから二巡目。

【写真】H山さん→SSLさん
⑭H山さん→SSLさん.jpg

 目標タイムは昨年より10分遅い3時間40分。「ゆっくり走ろう」と皆に声を掛けるが、襷を受け取ると別人のように飛ばし、快走して戻ってくる。
 SSLさんもペースを落とさない。

【写真】SSLさん→Y城さん
⑮SSLさん→Y城さん.jpg

 テントで休んでいるのは直前に走り終わったランナーだけ。他はゾーンから離れられない。

【写真】ゾーンから離れられない
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 Y城さんは1周目よりペースアップして戻ってきた。

【写真】Y城さん→T姫さん
⑰Y城さん→T姫さん.jpg

 オンミツオさんは毎回、メンバーの写真撮影で忙しく、ご自分のスナップ・ショットが少ない。A子さんを撮るオンミツオさんを撮る。

【写真】余裕しゃくしゃくのA子さん
⑱余裕しゃくしゃくのA子さん.jpg

 「ここら辺りからペースを落とそう」と言ってもT姫さんは笑顔でペースを維持して襷を渡す。

【写真】T姫さん→A子さん
⑲T姫さん→A子さん.jpg

 御大・オンミツオさんの登場。
 「1周だけです」とお願いして快諾して頂く。

【写真】A子さん→オンミツオさん
⑳A子さん→オンミツオさん.jpg

 「ゆっくりペースで構いません」とは伝えたが、オンミツオさんもペースを落とさず。

【写真】オンミツオさん→SSLさん
(21)オンミツオさん→SSLさん.jpg

【写真】SSLさん→H山さん
(22)SSLさん→H山さん.jpg

 ゴール予想タイムを計算していたZさんが匙を投げた。予想タイム3時間40分に対して早過ぎるのだ。
 皆で議論して結論を出した。ピタリ賞は諦めよう。「早くお弁当を食べる」を目指そう、と。

【写真】雛さん→Zさん
(23)雛さん→Zさん.jpg

 皆、セーブして走るより、気持ち良く自分の持てる走力を遺憾なく発揮したいのだ。
 待望のアンカーO岩さん(Y城さん)がゾーンに登場した!弁当時間を早めてくれる期待の星である。

【写真】アンカーY城さん登場
(24)アンカーY城さん登場.jpg

 予想タイムで悩んでいたZさんも吹っ切れたのか快走して戻ってきた。

【写真】アンカーY城さん出発
(25)アンカーY城さん出発.jpg

 Y城さんが周回を回り、A-RUN陣地前を通過する際、お約束のA-RUN幟を手渡す。Y城さんは嫌な顔ひとつせずに受け取り、フィニッシュへ向けて走り出す。Zさんがお伴で並走する。

【写真】A-RUN幟を携え、Zさんをお伴に
(26)A-RUN幟を携え、Zさんを伴に.jpg

 青葉の森リレーマラソンのルール規定で、並走しての同時ゴールはご法度。あとはY城さん一人でのゴールとなる。

【写真】ゴールはもう間近
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 A-RUN幟を携えてゴール!タイムは3時間12分18秒、お疲れ様でした。

【写真】ゴール!
(28)ゴール!.jpg

 今日一日、充実かつ楽しく過ごせた。ありがとう!

【写真】集合写真
(29)集合写真.jpg



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