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走れなくなったあなたへ [事務局ブログ]

走れない事情は個々人それぞれあります。

たとえば健康上の理由。
無理して、あるいは無理しているとは気づかずに、大変な経験をした人もいますね。
他人には話しづらい・理解されにくい健康上の理由ならば、そっと見守るのが思いやりでしょう。

たとえば仕事や家庭などのライフスタイルの変化によるもの。
仕事が忙しくなって走れなくなった。アリでしょう。働きざかりなんだもの。
家族のある方は、自分でなくても家族のさまざまな状況が「ラン・ライフ」に影響します。
家族が病気のときに、楽しくは走れないかもしれません。それでいいと思いますよ。

人生で何を優先させるのかは個々人によります。
常に同じ人生を送っている人のほうが珍しいのではないでしょうか?

そんな仲間を、のーんびり待っているのがA-RUNです。
いつかまた、一緒に走りましょうね、って。


これとは反対に、さまざまな事情でいまは走れない人に向かってこんなことを言う人、いますね。

「走ったらどうだ」
「走れば気分も晴れるぞ」

KY。
思いやりゼロ。
自分は走れるからなのか、走れない人の気持ちや事情に全く配慮がない。
もはやスポーツマンとはいえないし、人間としてもかなり問題だな。

走らない人に「走れ」と言うことは、
結婚していない人に「結婚しろ」、
子どもがいない人に「早く子ども作れ」、などと言うことと同じ「ハラスメント」、
言葉の暴力。弱いものいじめ。
断じて許されるものではない。 会社だったら懲戒処分、社会的な制裁を受ける出来事だ。

ハラスメントじゃない、「励ましたつもりだ」「応援したつもりだ」などと弁明するのは、ハラスメントってものを全く理解していない大馬鹿者。許されない行為の意味がわからない人たち。現代の社会人として失格だろう。


私はハラスメントをする人間は絶対に許さない。
たとえ親友であったとしても1ミリも許さない。許容量はゼロだ。

けれど悲しいかな、こういう言葉が出る瞬間に、そこにいる周りの大人はたいがい知らんぷりです。
これって子どもの学校でのイジメとおんなじ。いじめられている級友を、残りの大勢は見て見ぬフリ。


まともなアタマがあればわかるはず。

速く走る人が(遅い人より)エライんじゃない。
走っているやつが(走っていないやつより)エライんじゃない。
他人の気持ちを無視して・踏みつけて、自分が言いたい事を言い放っていい権利なんて誰にもない。


きっと一番エライのは、走るために少しずつでも努力している人。
そう、それはあなたのことです。

いつかまた、自分のために少しでも走れるようになれば、それで十分ではありませんか?


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