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K野さん [A-RUN♪ な人々]

A-RUNの「監査役」。独自な視点でA-RUNを見つめ続けている。
K野さんとの付き合いは長い。A-RUNがまだそういう名前でなかった頃から一緒に走っている。出会いはホノルルマラソンだった。
最近はお互い忙しくなかなか一緒に走れないけれど、K野さんとご一緒させてもらったROADは大切な思い出。いろいろありました、本当に。

A-RUNがまだ「赤ちゃん」だった頃、それは今のような素晴らしいメンバーさんたちと出会うずっと前。方向性もいまひとつ見えず、チームとしてもとても弱かった。これからどんなランニングチームになるのかまだ全然解らなかった頃。みんなでA-RUNを始めようと決めたとき、K野さんは「うんうん」とうなづいていた。その表情がとても頼もしかった。いまA-RUNは大きくなり、当時とは比べ物にならないほどマルチな方向性を持ち、楽しさも増え、素晴らしい仲間たちが毎日新しいA-RUNを作っている。

K野さんは数年前に、A-RUNの提携チームを立ち上げた。A-RUNとはメンバー構成や目指すものは大きく違うチームだが、A-RUNとはいつも仲良しで、大会の時などお互いに応援し合っている。このふたつのチームの間で上手にバランスをとっているのがK野さんだ。
「チームをつくる」というランニングとの向き合い方がある。それがK野さんなのだと思う。

A子さん [A-RUN♪ な人々]

「A子さん」とは架空の名称ではなく本名(イニシャル)だ。そしてこのA子さんはA-RUNで最も「ナメたら恐い」人だと思う。

A子さんはA-RUNの「ランニング・コンシェルジュ」。練習会などで、いろいろとサポートをしてくれる係りだ。と、言うのは簡単だが、自分の走りによほど余裕がなければ練習会で他人の面倒など見ていられない。A子さんは、決して自分からは言わないけれど、だれよりも走力がある。それは誰よりも練習をしているからに他ならない。

ウルトラマラソンを完走しフルマラソンもサブフォーの実力、5Kや10Kではたまに入賞しちゃう。マラソンだけとってみても本当に素晴らしいが、A子さんはそれだけじゃない。A-RUN以外のA子さんはバリバリのキャリアウーマン。仕事の顔を一度みたことがあるがランニング・スタイルのA子さんとは別人のビジネスマンの印象だった。働く女性として、また妻であり母であり、マルチに活躍しているA子さん。何事にも一生懸命なのだろう。

A子さんはその努力の果てにどこまでのぼりつめてしまうのか。きっと宇宙のマラソンとかがあったら完走しちゃうんだろうな。そうか、A子さんは本当は宇宙人なのかもしれない。その意味で、A-RUNの「けんちゃん」(サイボーグ)と通じる異次元の雰囲気を感じる。

異次元なA子さんだが、意外と身近なところで見つける事ができる。マラソン道路をよく走っているのだ。独特のオーラがあるので見かければすぐわかるが、ペースが速いので付いて行くことは不可能だ。

「ミスター」 [A-RUN♪ な人々]

「ミスター」はA-RUNの応援団長だ。

実は「ミスター」がA-RUNの仲間になる以前は、A-RUNには本格的な応援団という組織はなかった。大会の沿道で仲間を応援することはどこのランニングチームでも見られる光景だが、ミスターの応援はそういうレベルじゃない。

ミスターは応援するために日本中いや世界中どこへでも行く。レースに出場するためではなく応援をするために、新幹線や飛行機で移動してしまう。必要なら前日泊し当日は現地で誰よりも早朝より活動する。走る人はスタート時刻に間に合うように準備すればいいが、応援団は応援場所を確保する必要性から、交通規制などが始まる前までにエイドステーションの設営を完了させないといけない。

ミスターはいつもA-RUNの「のぼり旗」を持参するが、これを掲げる「棒」は縮めても1.5mくらいあり長くて飛行機に乗せられないことから、A-RUNではミスター専用に軽量・伸縮式の特別なのぼり棒が用意されている。ミスター専用「応援用リュック」には「A-RUN」のワッペンがついていて、その中にはあらゆるグッズが入っている。ミスターはこの他にも応援団専用自家用リヤカーを持っている。これを使って大量のエイドグッズを運び、仮設テントなども装備して完璧なエイドステーションを設営してしまう。そのエイドには飲み物や補給食はもちろん、エアーサロンパスなども相当な数持ち込まれる。そう、ミスターのエイドステーションはA-RUNのメンバーのためだけではなく全てのランナーのために作られるのだ。

大会で「A-RUN」旗のそばにリヤカーやテントがあったら、そこはミスターのエイドかもしれない。エイドを受けてみてはどうだろう。ミスターがいるエイドはすぐわかる。応援の声が大きいのだ。マラソン大会では500mくらい手前からミスターの声がはっきり聞こえる。「がんばれー」「サロンパスあるよー」と叫んでいる。大きな声を、何時間でも出し続け、全ランナーを声援するのがミスターのエイドステーションだ。A-RUNメンバーでないランナーが気兼ねしながらエイドに立ち寄る。脚が痛いらしい。遠慮はいらない。ミスターのA-RUNエイドはあなたのためにある。A-RUNの応援団長にサロンパスを噴霧されたアナタは幸運かもしれない。

ひとり、またひとり、ミスターのエイドステーションを手伝ってくれる人が現れる。道端で応援している一般の人たちがミスターの働きを見ていつの間にか集まってくるのだ。大会コースを警備している人とか、主催者のエライさんとか、いつの間にかみーんなミスターのお友達になっている。大会関係者を味方につけることにより、ミスターのエイドステーションはコース沿道の最前列のベストポジションで展開される。私もある大会のスタート前、ミスターとニコニコしながら歩いて来た人を見て驚いた! 大会の外国人招待選手ではないか! なんでミスターと友達なの?! 思わずツーショット写真を撮ってしまった。

人のために働き、人を動かし、人を感動させる応援団長。どうしてミスターはこういう事ができるのだろう。それは何と言ってもその「人間力」、人としての魅力度だと思う。ミスターは一見してちよっとこわい感じだが、目はニコニコでとても素晴らしい人だとすぐわかる。この人に何かお願いされたら力になりたいと思わずにはいられない。そしていつも何についてもとても一生懸命なのだ。60歳代でまだまだ現役の国際ビジネスマン。世界を相手に飛び回っているので日本でお会いできる機会もなかなかない。ミスターと仕事をしたいという人が大勢いるというのも、とてもうなづける。仕事でのミスターはきっと、本当にすごい人に違いない。

A-RUNの仲間として、そして人生の先輩としてミスターを尊敬する。もっと多くのことをミスターより学ばせてもらいたいと思う。

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